車生活の場合に必須のベビー用品のチャイルドシート。
最近では乗せ降ろしがしやすい回転式のチャイルドシートが人気です。
一方で、固定式のチャイルドシートより基本的にお値段が高いのが特徴です。
この記事では、チャイルドシートは回転式だと後悔するのか?について、回転式を検討した結果、固定式を購入した経験談もあわせて解説します。
我が家はJoieの固定式チャイルドシートを使用しています。
- 回転式チャイルドシートの特徴
- 回転式チャイルドシートは後悔する?
参考になれば幸いです。
回転式チャイルドシートの特徴
まず、回転式チャイルドシートの特徴についてご紹介します。
乗せ降ろしが楽
回転式チャイルドシートの最大のメリットである、乗せ降ろしが楽、というメリットです。
自分で乗れない年齢の間はシートに親が乗せてあげる必要がありますが、回転式でない場合は後ろ向きまたは前向きにシートが固定されているので、少し大変です。
回転式であれば、乗せる側にシートの正面を向けて乗せ降ろしできるので楽です。
乗せる側も乗せられる側も比較的無理な体勢になりづらいので、腰や力が心配という方はおすすめですし、例えば赤ちゃんが寝ている時も起こさずに乗せ降ろしできる可能性も高くなります。
とはいえ我が家の固定式チャイルドシートでも、寝ている時に乗せ降ろししても起きないことがほとんどです。
ちなみに、どうしても起こしたくない!という場合はトラベルシステムもおすすめです。別の記事で解説しているので、良かったらご覧ください。
ISOFIX固定なので取り付けが楽
回転式チャイルドシートはISOFIX固定方式が基本です。
ISOFIX固定は基本的には車のシートに差し込むだけという、
- 簡単で
- 取り付けミスが少ない
固定方法なので、安全性が心配な方や取り付けが不安な方などにおすすめです。
探せばどこかにチャイルドシート固定の商品があるのかもしれませんが、人気商品含め私は見たことがないので、回転式ならISOFIXと思っておいて良いと思います。
ただし、回転式ではなくてもISOFIX固定の商品はたくさんあるので、回転式に限ったメリットではないです。
チャイルドシートは回転式だと後悔する?
次に、回転式チャイルドシートの後悔する理由を解説します。
我が家はチャイルドシート購入の際、回転式チャイルドシートも含めて検討して、結果的に固定式チャイルドシートを購入しました。その経験談も合わせてまとめていきます。
我が家のチャイルドシート関連の特徴はこちらです。
- Joieのチャイルドシート
- 固定式(回転式ではない)
- シートベルト固定方式
- 13,000円ほどで購入
- 車はSUV
我が家のチャイルドシートについては下の記事で詳しくレビューしていますので、参考にしてください。
早速、回転式チャイルドシートの後悔ポイントを順にご紹介していきます。
後悔ポイント① ISOFIX固定なので非対応車種がある
ISOFIXは装着手順が簡単で間違いがないというメリットの一方で、主に古い車種で対応していない場合があるというデメリットがあります。
自家用車がISOFIX対応車種の場合は基本的に気にする場面はないと思いますが、別の車に一時的に付け替える必要が出た場合でも、ISOFIX非対応車の場合は使用できない、ということになります。
あまり遭遇する場面がない後悔ポイントですが、「そもそも使えなくなってしまう」という点では確認しないと大後悔することになるので要注意です。
後悔ポイント② 重いので付け替えが大変
回転式チャイルドシートは基本的にISOFIX取り付けのみ対応で、ベース部分が付属しています。
下の人気のチャイルドシート「ターンレジェ」の画像における、黒い土台部分です。
そして、そもそも「回転式」という性質上、どうしても回転するシート部分と回転部分を支える土台部分が必要になるので、どうしてもゴツく重くなってしまうと想像できます。
我が家のチャイルドシートはISOFIX非対応で約8kgです。一方で、回転式チャイルドシートはこのベース部分が存在することもあり、12kg以上の商品が多いです。
私は2週間健診と1ヶ月健診は自分の親に送迎してもらったため、チャイルドシートの付け替えが必要になりました。
出産前は他の車への付け替えなんて、滅多にないから考えなくて良いよね、というスタンスでしたが、産褥期なので一応運転は控えとこう、ということもあり、送迎してもらうことにしました。
付け替えてみて結果的に「8kgくらいなら女性一人でも付け替えられそう」という感想を持ったので、付け替える必要が出てくる可能性がある場合は、あまり重いチャイルドシートにはしないことをおすすめします。
回転式でシートベルト取り付けの商品はないの?とも思うところですが、例えばこちらのリーマンの「カイナロングR129」というチャイルドシートはシートベルト取り付けも可能な商品ですが、実際にはシートベルトのみで取り付けできるのはハイバックモードという身長が伸びてからのモードのみ対応しています。
ISOFIX固定とシートベルト固定、両方に対応しているチャイルドシートも別の記事で紹介していますので、良かったらご覧ください。
後悔ポイント③ 値段が高く、コスパが悪い(固定式で十分だった)
まず、回転式チャイルドシートは「回転する」という機能が付いているので基本的に固定式より値段が高いです。
例えば、サイベックスの人気モデルは7万円近くします。
サイベックスは高機能でデザイン性も高く人気のブランドなので、気になる方は下の記事も参考にしてください。
また、お手頃なJoieのモデルでも約4万円です。
Joieは比較的お安くてコスパの良い商品が多いので、良かったら下の記事も参考にしてください。
そして、「回転式は便利だけど、ここまでのお金を出すほどではなかった」という後悔をするケースがあります。
実際には、回転式で後悔するパターンのほとんどがコレかなと思います。
我が家は13,000円ほどで購入した固定式チャイルドシートですが、現時点で回転しないことにより乗せ降ろしがすごく大変、という印象はありません。
回転式ではないことに加え、シートベルト固定方式ということもあり、(他の商品ですが)下の画像のように、チャイルドシートを装着している側のドアからの乗せ降ろしはできることはできますが、シートベルトが邪魔になります。
なので、チャイルドシートの逆のドアから自分も一緒に入り、車内でチャイルドシートに乗せています。
我が家の車はSUVで、後部座席の広さや高さは広過ぎず狭過ぎずかなと思っています。車によって事情は変わってくると思うので、一概には言えませんが、我が家の場合はこのチャイルドシートのこの使い方で、そこまで大変とは感じていません。
もちろん、回転式であればもっと楽なことは想像できますが、昔は回転式のチャイルドシートはなかったと考えると、固定式で良いかなと思って購入し、実際「回転式にしておけば良かったー」という気持ちにはなっていないです。
固定式のチャイルドシートを結構安く購入できており、回転式チャイルドシートにしていた場合はプラス3万円くらいは必須だったと思いますが、高いお金を払って回転式にしなくて良かったなと思っています。
ちなみに我が家のチャイルドシートは新生児から7歳まで使用できますが、回転式の多くは4歳ごろまでが多く、その点でも回転式はコスパが悪く感じました。
購入する際は後悔しないように、コストに見合っているかよく検討するのがおすすめです。
まとめ:回転式は便利だけどお高め!コスパをよく考えて
回転式チャイルドシートは確実に便利な商品で、子どもが小さい時の忙しく余裕のない期間に子育てを助けてくれるアイテムですが、お値段が高めなのも事実です。
最も危惧されるのは「便利だけどそこまでお金を出すほどではなかった」という後悔パターンです。
したがって、
- 回転式は本当に必要か?
- コストに満足しているか?
などをよく検討して購入するのがおすすめです。
個人的には回転式ではない固定式チャイルドシートで十分満足しているので、回転式を強くおすすめはしません。
チャイルドシートの購入先は下の記事を参考にしてください。
コスパの良い、長く使えるロングユースモデルを検討している方は下の記事を参考にしてください。
参考になれば幸いです。
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