赤ちゃんの寝かしつけグッズとして人気の「スワドル」。
なかでも人気の商品がスワドルミーと
スワドルアップです。
この記事では、そんなスワドルミーとスワドルアップの違いとおすすめの選び方をご紹介します。
「スワドル、スワドル」とよく耳にしましたが、スワドルミーとスワドルアップがあるの?と最初は戸惑いました。ちなみに我が家はスワドルアップとほぼ同じ形の「ねくるみ」という商品を愛用しています。
- スワドルミーとスワドルアップの違い
- スワドルミーとスワドルアップのおすすめの選び方
参考になれば幸いです。
スワドルとは?
スワドルとは、直訳すると「おくるみ」という意味です。
したがって、海外製の商品は中心に、おくるみの商品名に「Swaddle(スワドル)」と付いていることがあります。
一方で、現在日本ではざっくり、
- おくるみ:四角い布
- スワドル:服状など包むことに特化した形状
というような使い分けがされている場合が多いです。
また、これから紹介する
- スワドルミー
- スワドルアップ
を略して「スワドル」とひとまとめにしている場合も多いです。
出産準備品をYoutubeなどで調べると「スワドルがおすすめ!」という情報をよく見かけますが、その場合、大体スワドルミーやスワドルアップを指している場合が多いです。
本来はおくるみと同じ意味のスワドルなので、スワドルミーやスワドルアップ以外にも商品名に「スワドル」と入っているおくるみもありますが、一般的にスワドルミーやスワドルアップのことだと思っておけばOKです。
詳しくは下の記事にまとめていますので、良かったらご覧ください。
スワドルミーとスワドルアップの違い
次に、人気のスワドルミーとスワドルアップの違いを解説していきます。
まず、スワドルミーはアメリカのKids2という会社のブランド名で、スワドルアップはオーストラリアのLove to Dreamという会社の商標です。
比較されることの多いスワドルミーとスワドルアップは比較されることが多いですが、全く別の会社の商品です。
そして、スワドルミーもスワドルアップもそれぞれ月齢が進むごとに3つのステージの商品が用意されています。
スワドルミー | スワドルアップ | |
---|---|---|
Stage1 | スワドルミー (0-3ヶ月) | スワドルアップ (0-4ヶ月) |
Stage2 | スワドルミー アームスフリー (3-9ヶ月) | スワドルアップ TRANSITION BAG (4-9ヶ月) |
Stage3 | スワドルミー アームスアウト (6-12ヶ月) | スリープスーツ (6-48ヶ月) |
一般的に「スワドルがあって助かった!」などという口コミで人気の商品は、Stage1とStage2です。
スワドルアップのStage3はもはやスワドルアップではないのですが、スワドルミーもスワドルアップもStage3はもはやスリーパーです。スワドルミーの方は日本での取り扱いは確認できず、スリープスーツも人気はないので今回はあまり言及しません。
Stage1のスワドルミーは完全に赤ちゃんを包んでいる形です。
Stage2のスワドルミー アームスフリー(arms free)は腕部分を出したり包んだりできます。
スワドルアップも同じくStage1は完全に体を包んだ状態なのに対し、
Stage2のTRANSITION BAGは腕が取り外せるようになっています。
そして、スワドルミーとスワドルアップそれぞれのStageには2つずつサイズ展開があります。
スワドルミー | スワドルアップ | |
---|---|---|
Stage1 | S:3.2〜6.4kg L:6.4〜8.2kg | S:3.5〜6kg M:6〜8.5kg |
Stage2 | L:6.4〜8.2kg XL:8.2〜10.9kg | M:6〜8.5kg L:8.5〜11kg |
対象月齢というよりは体重でサイズや使用期間を決めるのがおすすめです。
そして、スワドルミーとスワドルアップの主な違いはこちらです。
スワドルミー | スワドルアップ | |
---|---|---|
形状 | おひなまき | 手はW、足はM |
価格 | 安め | 高め |
一番大きな違いは形状です。
スワドルミーはおひなまきのような袋状のシンプルな形をしています。
スワドルアップは手がW、足がMの形にした上で体にフィットするような形状です。
形は違いますが、スワドルミーもスワドルアップも、モロー反射によってビクッとなって起きてしまうことを防ぐことができます。
次に、おすすめの選び方について詳しく説明していきます。
スワドルミーとスワドルアップの選び方
結局どちらが良いの?という疑問が出てくると思うので、おすすめの選び方を解説します。
まずは赤ちゃんの好き嫌い
まず前提として、赤ちゃんによってはスワドルミー、スワドルアップの好き嫌いがあります。
- スワドルミーを嫌がる赤ちゃん
- スワドルアップを嫌がる赤ちゃん
- どっちも嫌がる赤ちゃん
- どちらでもよく寝る赤ちゃん
など、それぞれなので、実際に試してみないと分かりません。
その上で、次のポイントで選ぶのがおすすめです。
安全性が気になるなら「スワドルアップ」
スワドルについて検索すると、股関節についての安全性を懸念する情報が出てくることが多いです。
スワドルアップは国際股関節異形成協会から安全であるという認証を取得しています。
一方で、スワドルミーが認証されているという情報は執筆時点では見つけられませんでした。
おひなまきのような姿勢は昔から一般的なものなので、国際股関節異形成教会の認証がないから安全ではないのかといったら違いますが、心配な方はスワドルアップがおすすめです。
とりあえず試したいなら「スワドルミー」
スワドルミーとスワドルアップは値段が結構違います。
どちらも海外製ということもあり、購入先によって値段はまちまちですが、一例として、楽天市場での価格はこちらです。
スワドルミー | スワドルアップ | |
---|---|---|
Stage1 | 約2,000円 | 約5,000円 |
Stage2 | 約4,000円 | 約6,000円 |
スワドルミー、特にStage1は圧倒的にお安く、手の出しやすい価格です。
正直、スワドルアップは安くはなく、効果を実感できるとむしろコスパの良い商品ですが、いきなり5,000円はちょっと..と感じる方はスワドルミーがおすすめです。
ちなみに、我が家はスワドルアップとほぼ同じ形の日本製の「ねくるみ」という商品を愛用しています。
ねくるみはスワドルアップよりさらに少しお高いですが、効果を実感できなかったら返品が可能な返品保証が付いているので、失敗したくない方にはとてもおすすめです。
まとめ:赤ちゃんと大人の安眠に試す価値あり!
スワドルミーとスワドルアップはどちらも赤ちゃんの安眠を助けてくれるアイテムです。
赤ちゃんの安眠で、大人ゆっくり寝ることができ、余裕を持って過ごすことができると思います。
多少お値段はかかりますが、赤ちゃんとの生活のQOL向上にはむしろコスパが高いアイテムだと思うので、思い切って試してみるのがおすすめです。
ねくるみもあわせて、我が家で助かった寝かしつけグッズについて下の記事でまとめていますので、参考にしてください。
参考になれば幸いです。
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