ロングユースのチャイルドシートは後悔する?Joieバリアントレビュー!

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車生活では必須の育児グッズであるチャイルドシート。

本来成長に合わせて、チャイルドシートからジュニアシートなどに乗り換えるのが一般的です。

一方で、長い期間、例えば使用義務期間では乗り換え不要のロングユースのチャイルドシートであれば、コスパも良いことが多いです。

我が家もJoieのロングユースのチャイルドシートを購入しました。

ただし、本当にコスパが良いのであれば誰もがロングユースを購入すると考えられますが、実際にはそうではないチャイルドシートを購入するのが一般的です。

したがって、ロングユースのチャイルドシートを検討している方の中には、

  • 普通のチャイルドシートにしておいた方が無難?
  • ロングユースは何かデメリットがあるのでは?

と気になっている方も多いと思います。

この記事では、Joieのロングユースのチャイルドシートを実際に使ったレビューと、ロングユースのチャイルドシートの後悔ポイントについてご紹介します。

この記事でわかること
  • Joieチャイルドシート「バリアント」を使った感想
  • ロングユースのチャイルドシートは後悔する?

参考になれば幸いです。

目次

Joieのロングユースチャイルドシート「バリアント」とは?

Joieはチャイルドシートやベビーカーを扱っているブランドで、安くて使い勝手も良い点が人気です。

定番人気なのは、新生児から使える回転式のチャイルドシート「アイアーク360」です。

Joieの商品がなぜ安いかは、下の記事を参考にしてください。

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そして、Joieで購入した、我が家のチャイルドシートは「バリアント」というモデルです。

Joieの商品のおすすめ購入先についても下の記事にまとめていますので、参考にしてください。

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バリアントの主な特徴はこちらです。

バリアントの特徴
  • 新生児から7歳(25kg)までのロングユース
  • シートベルト固定方式
  • 回転式ではない
  • 本体重量8.8kg
  • リクライニング130/110/105/100度
  • 1万円台で購入可能

ISOFIXは非対応で、回転したり、キャノピーがついていたりという便利なプラスα機能もありませんが、最低限には十分な高コスパチャイルドシートです。

回転式チャイルドシートについても下の記事にまとめているので、検討している方は参考にしてください。

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バリアントは現在はなかなか取り扱いが少ないです。日本の代理店KATOJIでは廃盤になっています。

Joie「バリアント」の良かった点

まず、Joieのロングユースチャイルドシート「バリアント」の良かった点をご紹介します。

  • 安くてロングユースの高コスパ
  • シンプルなデザイン

順番にご紹介します。

安くてロングユースの高コスパ

一般的に、新生児から対応しているようなチャイルドシート(ベビーシート)は、お値段が高めの傾向があります。

一方で、例えば3歳ごろから使えるジュニアシートであれば、良い商品でも2〜3万円ほど、安い商品だと数千円の商品がたくさんあります。

とはいえ、例えば新生児から3歳ごろまで使えるチャイルドシートから、3歳から使えるジュニアシートに買い替えるとなると、新品購入であれば流石にトータル1万円くらいで抑えるのは難しいです。

となると、最初からロングユースモデルで1~2万円程度ちょっとのものを購入してしまった方が安く済む可能性が高いです。

ロングユースモデルは体格変化に合わせるために一般的に少しゴツくなる傾向にありますが、もし今後、もう少しコンパクトなジュニアシートに買い替えたい!となったらその時買い替えれば良いかなと思っています。

最初からお高い商品を購入してしまうと気持ち的に買い替えづらいですが、Joieのバリアントは1万円台なので、数年使って買い替える分には納得できるなと考えました。

シンプルなデザイン

チャイルドシートは車でなかなかの存在感を発揮します。

また、安全に関わるものなので、シートにさまざまな注意書きのラベルが付いています。

したがって、商品によってはチャイルドシートを装着することでかなり車内がごちゃごちゃした印象になりますが、バリアントのブラックはほぼ黒なので、満足できました。

Joie「バリアント」の悪かった点

次に、イマイチだった点をご紹介します。

  • 新生児のリクライニング角度が不安
  • 最初はシートベルトが固すぎる
  • シートベルト固定方式、回転式ではないため不便ではある

順番に説明していきます。

新生児のリクライニング角度が不安

新生児のチャイルドシートの角度は一般的に、45度が推奨されています。

赤ちゃんの背もたれ角度は45度に。この角度が、赤ちゃんを事故の衝撃から守り、居住性も保たれます。安全と快適を両立する黄金角度が、45度なのです。

JAFホームページ

一方で、Joieのバリアントの新生児用のベビーモードのリクライニングは50度です。

さらに取り扱い説明書などでは車のシートはフラット気味に描かれることが多いですが、実施に我が家の車のシートはこちらの画像のような感じで、少し傾斜があります。

したがって、このシートに後ろ向きにチャイルドシートを装着すると、地面に対する角度は50度よりさらに少し大きいです。

推奨角度45度に対して、実際には50度以上の角度がつくことは不安に感じました。

とはいえ、新生児から使える商品ですし、シートに傾斜があるのも車としては一般的だと思うので、そのまま信じて使い、走行中に首がガクッとなるようなこともなかったので、大丈夫だと判断しました。

不安ではあったので、新生児期間は隣に大人が乗り、常に見守っていました。

Joieのバリアント以外にも、角度が45度より大きい商品はチラホラあります。特に、「新生児から使えるけれど、どちらかというとジュニア向けの見た目」の商品に多い印象です。装着する車のシートの角度なども含めて確認、納得したうえで購入するのがおすすめです。

最初はシートベルトが固すぎる

本当に最初だけですが、シートベルトを入れるのも外すのも、とてつもなく固かったです。

大人の男性でも苦労するくらいでした。

最初は何か使い方が間違っているのかと疑いましたが、使っているうちに苦労せず付け外しできるようになったので、最初だけでした。

Joieのチャイルドシート全般の特徴かもしれないので、購入する方は頭に入れておいていただくと良いかもしれません。

シートベルト固定方式、回転式ではないため不便ではある

バリアントは最低限の機能なので、固定方法はシートベルトで、回転式でもありません。

したがって、乗せ降ろしの際は、画像の上2枚のように、固定しているシートベルトが邪魔にはなります。

また、回転式のように大人がやりやすい向きでの乗せ降ろしはできません。

もちろん多少不便ではありますし、ISOFIXや回転式であればこの不便はなかったなとは思いますが、車の使用は毎日ではないので、ISOFIXにすればよかったな、とか、回転式にすればよかったな、という後悔はありません。

ロングユースのチャイルドシートは後悔した?

結論から言うと、ロングユースのチャイルドシートにして、後悔はしていません。

先に説明済みですが、理由はこちらです。

  • 安かったので、不都合が出てきたら買い換えれば良いという気持ちでいる
  • 車に乗るのは週末くらいなので、毎日使うものと比較して多少のデメリットは気にならない
  • 今のところ乗せ下ろしでも大きなストレスを感じていない

逆にいうと、値段が高かったらロングユースにしなかったかなと思います。

一方で、ロングユースのチャイルドシートの考えられる後悔ポイントはこちらです。

  • 選択肢が少ないので、あまり気に入らない商品を選んでしまった。
  • 途中で車を乗り換え、チャイルドシートが合わなくなってしまった。
  • 車に毎日乗るため、コスパより機能性を重視すれば良かった。

ロングユースのチャイルドシートは取り扱いのないブランドも多く、単純に数が少ないです。

したがって、ロングユースにこだわりすぎると、その他のポイントで妥協してしまい、のちのち後悔することになる可能性があります。

また、購入時の車に合わせて購入したチャイルドシートが、車の乗り換えによって

  • デザイン
  • 取り付け方式(ISOFIX or シートベルト)
  • サイズ

などが合わなくなってしまう可能性もあります。

さらに、車を毎日のように乗る場合、1日に何度も乗り降りするような場合は、乗せ降ろしのしやすさや乗り心地など、機能性も大事です。

ロングユースのチャイルドシートはどうしても、さまざまな体格のこどもが乗れるような作りになっているので、機能性の部分は最低限の場合が多いです。

それぞれの年齢の体格にあった最適なチャイルドシートが良いと考える場合は、ロングユースは選択肢から外した方が良いかもしれません。

ロングユースで検討している方は、このようなことを考慮した上で購入されるのをおすすめします。

おすすめのロングユースのチャイルドシートを下の記事で紹介していますので、ぜひご覧ください。

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まとめ:ロングユースチャイルドシートは高コスパ!

Joieのチャイルドシート「バリアント」のような安いロングユースのチャイルドシートは

  • コスパ重視
  • 機能は最低限でOK

という方におすすめです。

一方で、その時々の使い勝手や機能性重視の方にはあまりおすすめしません。

チャイルドシートの購入先についても、迷っている方は下の記事を参考にしてください。

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参考になれば幸いです。

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