長時間通勤をしている方の中には「妊娠中の体調不良の中で通勤を続けられるか」不安に思う方もいると思います。
私も妊娠初期は特にとても不安でした。
この記事では、実際に産休まで長時間電車通勤をした私の体験談をご紹介します。
そもそもの妊娠中の体調については、それぞれの時期ごとに記載しますが、大前提として私は妊娠中の体調がとても良かった方だと思うので、参考程度にご覧ください。
- 私の通勤事情
- 妊娠初期・中期・後期の通勤体験記
参考になれば幸いです。
私の通勤事情
まず、参考までに、私の通勤事情は下記です。
- 電車の乗車時間:約1時間半
- 朝:前半45分は座れる、その後は座れたり座れなかったり。
- 夜:座れる日は1時間くらい座れる、座れない日はほとんど座れない。
- 混雑具合:座れなくても吊革は掴まれるくらい。
妊娠初期から産休(予定日6週前)に入るまで、こんな感じで通勤を続けました。
ドアtoドアでは2時間くらいかかり、それなりに長めの通勤時間かと思います。
つらい?電車通勤体験記
妊娠初期から産休に入った後期までの通勤がどんな感じだったのかご紹介します。
ちなみに、私はマタニティマークは付けたことはありません。
ネットで色々調べましたが、付けていてもあまり変わらないという意見も多く見たのと、あるかわかりませんが何かトラブルになるのも嫌だったので、優先席もよほど空いている時以外座ったり、前に立ったりしませんでした。
逆にいえば、体調は万全では無いけれど、それくらいは我慢できる体調でした。
妊娠初期の通勤
妊娠初期は朝の通勤が結構つらく、ちょこちょこ途中下車して休憩することもありました。
まず、妊娠初期の体調としては、とにかく朝立ちっぱなしが辛かったです。
歩いていると大丈夫なのですが、同じ場所に立ちっぱなしだと、頭に血が流れていない感じがして、立っていても頭をできるだけ下げるようにして、なんとか凌いでいました。
妊娠前は血圧は正常範囲だったのが、妊娠初期は妊婦検診で低血圧になっていたので、そのせいかもしれません。
つわりはとても軽かったんですが、そうは言ってもうっすら気持ち悪く、立ちっぱなしのつらさ+αで具合悪さがありました。
また、妊娠前より匂いに敏感になったようで、電車内の周りの人の匂いが気になることが多々あり、それも辛かったです。
途中下車を考えて、朝は早めに出るようになりました。
この頃は産休まで電車通勤できるかとても不安で、会社近くにマンスリーマンションを借りることも少し考えました。
妊娠中期の通勤
妊娠中期になると、つわりはなくなりましたが、立ちっぱなしのつらさは引き続きありました。
それでもとにかく頭を下げて、深呼吸すれば楽になることがわかり、乗り越えることができました。
低血圧だったから、深く呼吸することで血が回ったのかなと思いました。
妊娠後期の通勤
妊娠後期になると、低血圧は軽くなりましたが、その代わり朝だけでなく夜も立ちっぱなしがつらいことがちょこちょこありました。
あと1ヶ月、あと何日、とカウントダウンしながら通勤、退勤していました。
ただ、つらさとしては比較的軽くなったので、一旦下車したくなるようなことはありませんでした。
新たに出た症状としては、耳管開放症(だと思っている症状)です。
妊娠中によくある症状の一つとのことですが、立っていると耳が飛行機に乗ったときのように変な感じになります。
耳抜きしてもなかなか治らないですが、これも頭を下げることで凌ぎました。
私の場合はお腹が大きくなってきても、腰が痛かったり、重かったりということはなかったです。
妊娠後期の電車通勤はつらいという情報も見ていましたが、人によるのだと思いました。
ちなみに、産休が近づいてくると、それなりにお腹も大きくなったからか、一度だけ席を譲っていただいたことがあります。
マタニティマークも付けていなかったのに気づいて譲っていただいて、本当にありがたかったです。
まとめ:つらいけどなんとかなった!けどおすすめはしない!
結論から言うと、私は体調不良で会社を休むこともなく、産休まで通勤することができました。
妊娠中の長距離電車通勤は、私のように体調が良ければなんとかなるというのも事実で、絶対無理!というものではありませんでした。
しかし、毎日のように憂鬱な気持ちになりながら通勤していたのも事実で、産休までの日数をカウントダウンする日々でした。
振り返ってみると、私の場合は妊娠が分かった直後の1週間くらいが最もつらかったです。
妊娠中の体調が良い方だった私でもつらかったので、もちろん人には絶対おすすめできないです。
同じように、長距離通勤について悩んでいる妊娠中の方や、妊娠を考えている方などの、参考になれば幸いです。
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