鼻水吸引器で人気の「メルシーポット」。
メルシーポットについて検索すると
- いらなかったかも
- 他の商品にすればよかったかも
などという意見もたまーーに見られるので、購入を検討している方は不安に思うかもしれません。
この記事ではそんなメルシーポットは後悔するのか?について解説します。
また、我が家は同じく人気の鼻水吸引器である、ピジョンの「シュポット」を愛用しています。
この記事では、シュポットのレビューとメルシーポットとの比較、おすすめの選び方をご紹介します。
- メルシーポットは後悔する?
- メルシーポットとシュポットの違い
- シュポットの良かった点・悪かった点
- おすすめの選び方
参考になれば幸いです。
メルシーポットで後悔する理由
メルシーポットはそれぞれのショッピングサイトなどで非常に口コミ高評価の商品です。
一方で、購入して後悔している人がいるのも事実です。
メルシーポットの口コミをもとにした、主な後悔ポイントはこちらです。
- うまく吸えない
- 音がうるさい
- 準備とお手入れが面倒
- 壊れる
順番に詳しく説明します。
うまく吸えない
まず、一番大事な吸引機能についてです。
ほとんどの人が満足している一方で、うまく吸えないと感じている人もいます。
私が愛用しているシュポットでは
- 乾燥した状態だと吸いづらい
- ノゾルと鼻の間に隙間があると吸いづらい
という傾向があります。
メルシーポットでも、基本的な仕組みは同じなので、同じ状態の方がいる可能性も高いです。
また、メルシーポットはとても人気の商品なので、耳鼻科不要になるくらいの吸引力を期待する分、そこまで吸いきれないことで落胆する方も出てきます。
やはり耳鼻科では
- プロが
- プロの道具を使って
- 赤ちゃんを抑えながら吸引
という違いもあり、メルシーポットを使っても耳鼻科不要とまではいかないかもしれない、ということを念頭に置いておかないと、後悔する可能性があります。
我が家の近所の耳鼻科では、とても細いノズルを鼻の中に入れて、先生が丁寧に吸引してくれます。このレベルの吸引はなかなか自宅では難しいと感じています。
音がうるさい
音がうるさいという口コミは多く、それによって赤ちゃんがびっくり大泣きしてしまい、とてもじゃないけれど使えない、という口コミもポツポツとあります。
最新モデルでは静音性が上がりましたが、それでも苦手な子は苦手だと思います。
そもそもほとんどの子が鼻水を吸われるのは苦手だと思います。大きな音にびっくりするのもありますが、「これから吸われる」と気づいて大泣きする部分もあると思うので、これは吸引器、特に電動の性質上しょうがないのではと思います。
準備とお手入れが面倒
後で詳しく説明しますが、メルシーポットは準備とお手入れの際に少し吸わせるための水が必要になります。
また、お手入れの際はチューブまでしっかり洗浄が必要で、洗うパーツが多いです。
手動の鼻水吸引器やピジョンのシュポットと比べるとお手入れは結構大変なので、億劫になって使わなくなったという方もチラホラ見受けられます。
壊れる
手動の鼻水吸引器は、パーツが少ないうえ、構造もシンプルな場合が多く、故障する可能性は低いです。
一方で、電動の鼻水吸引器は多少構造が複雑で、パーツも多い分、故障する可能性がどうしても上がります。
そして、故障系の口コミは、同じく人気の電動鼻水吸引器であるピジョンのシュポットより多少多いです。
ただし、とてもたくさんある高評価口コミを考えるとほんの少しなので、壊れやすい!というほどではないと思います。
ただ、どうしてもトラブルは避けたい!という方にはあまりおすすめしないです。
メルシーポットとシュポット(ピジョン)の違い
電動の鼻水吸引器の一番大きなメリットは、吸引力です。
せっかく買うからにはしっかり確実に吸えるものが良い!という方は電動をおすすめします。
メルシーポットを購入したら後悔するのかな?と不安になっている方は、同じく人気のピジョンのシュポットも合わせて検討している方もいるかもしれません。
そこでここからは、人気の電動鼻水吸引器である
- メルシーポット
- シュポット
について、違いを解説します。
まず、それぞれの特徴はこちらです。
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
値段(単品) | 9,799円 | 13,200円 |
最高吸引圧 | -83kPa±10% | -80kPa±15% |
吸引圧調整 | なし | 4段階 |
サイズ | 奥行き90mm 高さ143mm | 幅224mm奥行152mm 高さ134mm | 幅166mm
重さ | 約800g | 約900g |
お手入れ | 大変 | 簡単 |
静音性 | 50dB以下 | 52dB |
順番に詳しく説明してきます。
メルシーポットは安い
まず、メルシーポットのほうが安いです。
それぞれ単品のほかにオプションがつくセットがあります。
ラインナップはこちらです。
内容物 | 価格 | 楽天市場 | |
---|---|---|---|
ベビースマイル メルシーポット | 本体 | 9,799円 | 詳細を見る |
本体 ボンジュール(ノズル) | 10,450円 | 詳細を見る | |
本体 ボンジュール(ノズル) チューブホルダー (パーフェクトセット) | 10,890円 | 詳細を見る | |
ピジョン シュポット | 本体 | 13,200円 | 詳細を見る |
本体 交換用フィット鼻ノズル | 14,190円 | 詳細を見る | |
本体 交換用鼻水キャッチャー | 14,630円 | 詳細を見る | |
本体 交換用フィット鼻ノズル 交換用鼻水キャッチャー (パーフェクトセット) | 14,751円 | 詳細を見る |
オプションを考慮しても、メルシーポットの方が安いです。
そして、どれを買えばよいの?という疑問が出てくると思います。
おすすめはこちらです。
- メルシーポットは本体+ボンジュール(ノズル)セット(10,450円)
- シュポットは本体(13,200円)と、単体でボンジュール(ノズル)(1,050円)
詳しくはレビューでご説明しますが、ボンジュールはしっかり吸うためにとてもおすすめのノズルです。
そして、非公式な方法ですが、シュポットにもボンジュールを使用することができます。
非公式であるため、あくまで自己責任でお願いいたします。
一方で、それ以外のオプションについては購入しなくてもいいかなと思います。
したがって、上記のおすすめの組み合わせで購入すると、シュポットはメルシーポットの1.5倍くらいのお値段になります。
一方で、鼻水吸引器は所品の性質上少しずつ劣化もしますし、衛生用品ということもあり、交換部品が用意されています。
それぞれのお値段はこちらです。
部品 | 価格 | 送料 | 楽天市場 | |
---|---|---|---|---|
ベビースマイル メルシーポット | ボンジュール(ノズル) | 700円 | 350円 | 詳細を見る |
吸引チューブ | 935円 | 詳細を見る | ||
スタンダードノズル | 860円 | 詳細を見る | ||
ピジョン シュポット | スタンダードノズル | 990円 | 600円 | 詳細を見る |
鼻水キャッチャー | 1,430円 | 現在取り扱いなし |
鼻に入れる部分のノズルはどちらもシリコンでできており、これは共通のランニングコストがかかります。
我が家はボンジュールを毎日使用して毎日洗っていますが、できれば1ヶ月に1回くらい、長くても3ヶ月に1回くらいは交換したいな..という感じでくすんできます。
ボンジュールをメインに使用すると、それぞれのスタンダードノズルは使用しないため、消耗もしません。
そして、そのほかの部品について、メルシーポットの吸引チューブはどうしても構造とシリコンという素材があり、消耗と交換は必須になると思います。
一方で、シュポットの鼻水キャッチャーはプラスチックなので、比較的劣化も少ないうえに洗いやすく、万が一壊れた時に交換すればよいかな?くらいです。
したがって、本体はメルシーポットの方が安いですが、ランニングコストのかけ方によってはメルシーポットの方が高つく可能性もあります。
シュポットは強さを調整できる
メルシーポットはON/OFFのみで、強さを調整することはできません。
一方で、シュポットはダイアルで4段階の吸引圧調整ができます。
我が家はシュポット愛用ですが、使い始めのころはいきなり吸引圧強めでやることに躊躇して、弱めで使用していました。
ただ、ある程度慣れるとMAXでも簡単には吸いきれないこともあり、今では常時MAXで使用しているので、調整機能はなければないでもよかったかなと思っています。
シュポットはお手入れが簡単
お手入れの手軽さは断然シュポットが上です。
メルシーポットはこちらのボトルに鼻水がたまる仕組みです。
したがって、ノズル部分、チューブ部分、ボトル部分すべて毎回洗浄する必要があります。
そして、洗浄前に少量の水を吸引する必要があります。
さらに、チューブの中はとても洗浄しづらいという特徴もあります。
シュポットの場合は、洗う部品が非常に少なく、チューブのような洗いづらい部品をお手入れする必要もありません。
先端部分を取り外して洗面所などで洗えばOKです。
人によっては毎日使うものなので、お手入れのしやすさを重視する方はシュポットがおすすめです。
重さ・サイズ・静音性は同じくらい
- 重さ
- サイズ
- 静音性
はどちらも同じくらいです。
メルシーポット | シュポット | |
---|---|---|
サイズ | 奥行き90mm 高さ143mm | 幅224mm奥行152mm 高さ134mm | 幅166mm
重さ | 約800g | 約900g |
静音性 | 50dB以下 | 52dB |
メルシーポットは音がうるさいという口コミも多いですが、モデルチェンジを繰り返しており、最新モデルではシュポットを少し上回るくらいの静音性を実現しています。
また、サイズは同じくらいですが、シュポットはコンパクトにまとまる仕様になっています。
シュポット(ピジョン)レビュー!
我が家もメルシーポットとシュポットで悩んで悩んでシュポットとメルシーポットのノズル部品であるボンジュール単体を購入しました。
購入理由と、良かった点・悪かった点をご紹介します。
簡潔に感想をまとめると、シュポットとメルシーポットのいいとこどりをして、使い心地は大満足!という感じです。
購入理由
もともと、鼻水吸引器は出産後に必要になったら購入しようと思っていました。
すると、新生児のころから鼻が詰まるようになってしまい、急いで購入を検討し始めました。
ネットなどではメルシーポットを買ってよかったという情報が圧倒的に多く、当初はメルシーポットを購入しようかと思っていました。
ただ、詳しく調べてみると、メルシーポットが人気という側面もありますが、ノズルであるボンジュールがとても吸えるという口コミが多く、さらにシュポットにもボンジュールは使えるという情報を目にしました。
そして、シュポットのほうが
- お手入れが簡単
- シンプルなデザイン
という点が気に入り、シュポット本体とボンジュールノズルを購入しました。
シュポットの方がお値段が高いのでとても悩みましたが、日々のお手入れの楽さには代えられない!!と思ってシュポットに決めました。
良かった点① 吸える!
一番大事な機能性部分ですが、ボンジュール込みで十分に吸えます。
とりあえず購入してみて、吸引力に不満が出たらボンジュールを買ってみる、というのもアリかなと思います。
吸引力はなんだかんだメルシーポット(ボンジュール)の口コミが良いのでノズルはボンジュールですが、吸引圧自体はメルシーポットもシュポットも変わらないので、十分に吸えて満足しています。
良かった点② 洗うパーツが少ない
メルシーポットとの比較でもご紹介しましたが、洗うパーツが少ないのも非常に助かっています。
毎日使用しているため、毎日たくさんの部品を洗うのはとっても手間です。
正直、洗うパーツが少ないとはいえ、シュポットの部品の洗浄でも毎日は面倒だなと思うので、個人的にはそういう意味で、本当にメルシーポットにしなくてよかったなと思っています。
良かった点③ 収納バッグ付き
我が家はシュポットをピジョン公式楽天市場店で購入しました。
限定特典としてついてきた収納バッグが思いのほか便利で重宝しています。
雑に片づけていますが、それなりにまとまります。
これがなかったらチューブやアダプタなどの収納にかなり困って、雑然としていただろうなと思います。
我が家では毎日使う必須アイテムなので、出し入れのしやすさはとても大事です。
良かった点④ シンプルなデザイン
あまり重要視したわけではありませんでしたが、結果としてシュポットのシンプルなデザインには全く不満がありません。
悪かった点① 値段が高い
値段は正直安くありませんでした。シュポットの本体と、ボンジュール(送料350円)を購入したので、全部で15,000円近くしました。
当初はメルシーポットを購入する予定で、それでも1万円近い値段を「高いな~」と思っていました。
とはいえいろいろ調べて購入した結果、商品には大満足しているので、後悔はしていません。
悪かった点② 手動よりセッティングが面倒
鼻水吸引器には手動の商品も多いです。
手動で人気な商品としては、例えば知母時(ちぼじ)があります。
手動の商品はその名の通り電源がいらないので、電源アダプタを挿す必要もなく、サイズも圧倒的にコンパクトです。
出してきてすぐ使える感じです。
それに比べると、出してきて、電源アダプタを挿して、というのは手間がないといえばうそになります。
しかし、手動と比較しての話なので、個人的にはあまり気になっていませんが、口コミの中にはこの理由から手動を好んでいる方もチラホラ見受けられます。
悪かった点③ 赤ちゃんは嫌がる
新生児から、現在生後5か月までずっと使っていますが、普通に嫌がります。
電源を入れた時点で、多少察したようなびっくり顔をします。
ただ、吸わないと逆に苦しいだけなので、押さえつけて吸っています。
大人2人いるとだいぶ楽ですが、一人でも時間がかかることもありますが何とか吸いきれています。
また、機嫌がいいときは全く暴れず吸わせてくれることもあります。
これはどの吸引器でも仕方のないことかなと思います。
まとめ:おすすめの鼻水吸引器の選び方
鼻水吸引器は、ずばり吸引力を考えると電動がおすすめです。
そして、人気の電動鼻水吸引器の選び方はこちらがおすすめです。
お値段重視&お手入れが多少手までもOK ➡ メルシーポット+ボンジュール
お手入れのしやすさ重視 ➡ シュポット+ボンジュール(別売)
メルシーポットの購入先については下の記事にまとめていますので、購入する際は参考にしてください。
参考になれば幸いです。
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